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アムゼルくんの世界 Die Welt des Amselchens 

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Summicron-R 50もぼける

4/3ではボケが弱い、といわれるがそうでもない。もちろんフルサイズと比較してはならないが。

Summicron-R 50もよくぼけるはずだ、で試してみる。

E-520のファインダーはいつも言うように小さくて暗くて見にくい。

絞り開放ではピントの山がつかめない。

よってこれまたいつものように勘だよりだ。


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十枚とって二枚合焦すればよい、としなければならぬ。

でその内の二枚を紹介する。

だからあと一枚。

こっちはモノクロにしてみる。


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いい感じだ、と一人で悦にいる。

これもまた愉しからずや。
by amselchen | 2009-01-31 04:32 | Summicron-R 50

陽射しはもう春

重く垂れ込めていた黒い雲がきれいさっぱりと失せて、春を思わせる陽が射す日が続いている。そのためか朝晩は冷え込む。

それでもやはり陽が照ることは何よりもありがたい。

鬱陶しい冬の暗さと春の輝かしさ、その季節の劇的な移りようは高緯度地方独特なものだろうか。

この地での暮らしを重ねるたびに、当地の人々との共通のメンタリティが徐々に自分の中に形成されてくるのが感ぜられる。


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ある土地の気候と文化が歴史的につくりあげたその土地の独特の雰囲気がある。

それを<風土>と和辻哲郎は定義した。

人は風土の中で生きる、その風土がつくる文化と社会のなかで暮らす、ゆえに人と土地との結ぶつきは、人というものを考えるとき、いつも意識されていなければならない。

書物にそう書いてあることを、なるほどと理解するのと、実際にことなる風土にすんで実存的に経験するのでは、やはり大きな隔たりがある。

そしてそのような経験をひとつひとつ積み上げることが生きるということなのだと、来独してそろそろちょうど二十年目をむかえてしみじみと感じている。


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森有正のいった<経験>というものをやっと真の意味で理解できる地点にいたったことを知る。

若い自分にはただ想像するだけだったその意味がわかった、それでけでも生きてきた価値があった、とも思う。

さてこれからはどんな地平が開けてくるのだろうか、齢を重ねるとはまた愉しみなことである。
by amselchen | 2009-01-30 03:24 | Summicron-R 50

Summicron-R 50で撮った<テット>をむかえる日

いつもなじみのヴィエトナム・イムビス。

その日は旧暦で大晦日、でもしっかりショーバイにはげんでいた。

旧暦のお正月は、ヴィエトナムではもっとも重要な祭日。「テット」としてにぎやかにすごす。

テットとは漢字で書けば「節」のはず、節句という普通名詞が「新年の節句」を顕わす固有名詞化しているわけだ。

ヴィエトナムは、呉越の越の末裔といわれているから、シナの、すくなくともプロ・シナの歴史の一部をになったわけだ。

註>シナとはラテン語の<Sina>でChinaの学名である。それ以上の含みはない。


だから写真のようなフィグアも欧米人の目から見たらシナなのかヴィエトナムなのか区別はつかないだろう。


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そっとたずねてみたら、やっぱりそうだ、<Made in China>だった。

そして国民食ともいうべきは「チェ・ジョ」という春巻きだ。それだってシナのものだ。

以下の写真は、油であげないもので「秋巻」である。

ヴィエトナム語でなんといったか、どわすれして思い出せない・・・・とほほ

たしか「ゴイ・ツオン」だったか・・・

いずれにせよ、彼らはそれを国粋的なものと数えている。


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しかしシナ人からみたら偽シナというわけだ。

つまりシナとの間で近親憎悪の歴史を二千五百年続けてきたし、それはまだ進行中なのだ。

その歴史が育んだ気概が彼らをして米国との厳しい戦争を戦い抜かせそしてついに勝利を収めさせた。

そして鄧小平の仕掛けた「懲罰」という名の侵略も立派に撥ね返した。


しかし彼らは旧暦のお正月を「シナの正月」と呼んでいた。

なんだちゃんとわかっているのだ。

そしてヴィエトナム時間にあわせて新年を祝っていた。

わたしは少し多めにつり銭を残してささやかな祝いとした。

ヴィエトナム人とその国に幸多かれと祈る。
by amselchen | 2009-01-29 05:08 | Summicron-R 50

Planarにもどってみる

気持ちがどんどんライカのほうへ傾いていくので、ヒジョーに危険である。

よってここでいちどPlanarにもどってバランスをとろう(・・・(^v^;)

さもないと、ふらっとポチってしまうかも知らぬ、それでは実に剣呑な事態となる。


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コンタックスは、やはりライカとは違う。

まずは色合いがぼわっと柔らかい。男色、もとい、暖色系というのか、実に好ましい。

そして解像がきめ細かい、ような気がする。

なに、ライカだって解像力はある。

あるのだが、発揮するシーンが違うのではないか・・・

どうもうまく言葉では説明できない。


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こんな画もライカではもっとちがう表現になるような。

いつか機会をつくって同シーンをライカで(あくまで、レンズという事で、よろしく)撮ってみよう。
by amselchen | 2009-01-28 03:16 | Planar 1.4/50 T*

モノクロでコントラストを強めてみた

本日は車が動かず、いえエンジンは起動するのですが、なぜかドアが閉まらず、つまりドアのフックがかからず走り出すと開いてしまうというお粗末で、仕方がないので(内心ホクホク)急遽お休みです和。

あんまり暇なので(ホクホク)、仕方がねえや、新エントリーでも立てっか、というわけ。

またまたモノクロでこんどはコントラストをあげてみました。


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まあ、どうってことない画ですが、とほほ

でも少しだけよりライカらしくなったような。

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どうせならカメラもライカにしてしまえばいいんですがね。

まだそこまで踏み切れないんですね、これが。

最初に述べたように車がオンボロで出社に差し支えるようじゃ困ります(内心全然困らない)からね。そこで買い替えも考慮しなくっちゃならぬ、何かと出費である、というわけで。

そんな時、たかがカメラのくせに何千ユーロもするモノを買い入れたりしたら家庭内の敵(つまり妻ですが)いったいなんと言うか、それが怖くて想像もできない、というわけなんですよ、ねえ。


ううむ・・・・

以上はM8についてですが、さらにRシリーズもデジタル化するらしいのですが、その価格はいったいどんなんでしょうね、また小型車なみの価格なんでしょうか?

SシリーズなんかBMW並みの値段を堂々とつけてますね、どんな頭脳構造なんでしょうかライカのマーケッテイング担当者は??面見せろ、といいたくなりませんか?まったく、もう。
by amselchen | 2009-01-27 20:21 | Elmarit-R 35

色を残してみた

モノクロばかりでもなんなので、今回は色を残したものをひとつ。

夜間であったが手持ちでこれくらい撮れた。

どうも絞り開放値がF1.4のPlanar.50mmより明るいような気がする。


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同じような条件下でPlanarでの撮影はもっと厳しかった。

こんなことがあったので、前々回でF2.8に似合わぬ明るさ、と述べたのだった。


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しかしこのような弱い街灯の光でも直接レンズをむけるとこのようにゴーストが発生する。一枚目にもでているのだが、あまり目だない場所だった。二枚目ではそれがはっきりわかる。

Planarにはこのようなゴーストはなかったような。

かといって、それがどうこうというのではない。

ここでは、明るいことを強調しておくだけなのである。
by amselchen | 2009-01-27 01:55 | Elmarit-R 35

Elmarit-R 35はやはりライカ味

前回の画、まどさまご指摘のとおりライカ味がでるかと思いモノクロにしてみた。

諧調、コントラスト等いじっていない。


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モノクロだと、諧調、コントラストだけの画であるからライカ風に見える。

しかし、カメラはE-520であるがレンズはれっきとしたライカなのだから、当然そうでなければならない。


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おなじ35ミリでも、Distagonとはちがう。しかしヤシカMLとは近いような気がする。

これまで様様な意見が輩出しているが、みずから体験してその差異を確認しなければ<わたし>の意見とはいえぬ。

その作業ははじまったばかりだ。
by amselchen | 2009-01-26 03:45 | Elmarit-R 35

Leica Elmarit-R 35mm

Elmarit-R 35mm、ご存知のように、絞り開放値F2.8をもつ自社製レンズをライカではElmaritというが、その絞り値に似合わず明るいレンズのように感じる。


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ライカらしい雰囲気をかもしだしてくれるかどうか、入手したばかりなのでよくわからない。

しかしコンタックスとはちがう味わいではあるようだ。


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どこかどうちがうのかこれから追々体験してみよう。
by amselchen | 2009-01-25 05:34 | Elmarit-R 35

スーパーレンズが引き寄せる光景

前回、無意識の力が働いたような撮影だったと述べた。

それはほとんど一時間に満たないごく短い時間であった。

いつもの見慣れた街角だったが、

ML35でなにげなく撮影した光景が、

PCの画面に開いてみると、まるでちがう自分が撮った画のようであった。


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レンズの力が、<わたし>の表層意識の下に隠れたものを誘い出してくれたのかも知れなかった。

今度もまたこのような写真がとれるのだろうか?

また週末がくる、試してみよう。
by amselchen | 2009-01-24 02:50 | Yashica ML 35/2.8

条件しだいで解像度も高まる

今回の一連のML35の試写では、暗い街角とそこに射す陽光、というモチーフであったことが後から知れた。

つまりあちこちやたら撮影して、その結果が期せずしてそうなっていたということ。

これも無意識の働きだったのだろうか。

その所以か、気に入る画の出来る確率が高かった。

この日は薄曇でぼんやりとした光が漂うように高みに射していたが、そのあたり具合によってはレンズの解像度を引き出す条件を与えてくれることもあった。

以下がそのひとつである。


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このレンズ、撮っていてストレスがなく、このように光の程度で画も撮りわけてくれる。

これから、わたしにとってのベスト・レンズの候補のひとつとして使用頻度が高まる予感がする。

コスト・パフォーマンスでいえばすでにベスト・レンズである。
by amselchen | 2009-01-23 04:19 | Yashica ML 35/2.8