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アムゼルくんの世界 Die Welt des Amselchens 

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ごく普通な<Distagon 2.8/35>

このブログの時間表示は日本用なのでもう大晦日になっているが、こちらではまだ30日の夜だ。

だから年末の挨拶は明日にします。

それでも年末ゆえどうしてもこの一年を振り返る。

振り返れば、この一年はDSLRにのめりこんだ一年だった。

とくにE-520を入手してからはアダプター経由のZeiss湖に足首までつかってしまった。

DDR Jena製のM42マウントについてはほとんどめぼしいものが揃ったので、いまはContaxを収集中なのは以前にもふれたとおり。

クリスマス前にDistagon2.8/35 T*がやってきた。

さっそく試写してみる。


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なんだかあたりまえの描写である。やや奥行き感はあるかな?

2.8/28が以外にもよく健闘しているのに比して、やや凡庸といってしまおう。

それでも時にいい色を出してくれる(こともある)。


が、はっきりいって旧東独製のライバル・Flektogon・35mmには負けているのではないか?

もちろん個人的な感想であるが。

来年は両者とももっと使い倒してみよう。




ということで、明日はこちらの大晦日で日本は元日になってしまうので、やはりとってつけたように年末の挨拶をしておこうか。

このブログでは半年でしたが、見ていただいてありがとうございました。

来年もよろしくお願い申し上げます。


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初日の出ならぬ雲に隠れる午後の太陽にて今年のうち止め、ではまた来年その実明日。



皆様にとって、来る年がよい年でありますように。
by amselchen | 2008-12-31 02:37 | Distagon 2.8/35 T*

寒風の中のアムゼル

今年のクリスマスはよく晴れた。

珍しいことだ。

晴れたは良いが、その分寒い。

寒風が高い空へと吹きぬける。

あちこち餌をさがしあるくのも面倒なので

人家の餌場でしのごう。


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そう思ったのかアムゼルは

餌場の近くの林檎の枝にとまり

なんだか悲しそうな目をしていた。

これも心象風景なのだろうか・・・

そういえば前夜、悲しい夢を見た。

豚児が親離れをして巣立って行く夢だ。

まだ幼いくせに自意識だけが肥大しつつあるようで

親の言うことと違うことばかりをする。

いよいよそんな秋至るか

うれしさも極まれば

悲しみがやってくる。

よくある話なのだが・・・
by amselchen | 2008-12-30 00:33 | ZD40-150

陽はまた昇る(ならいいな)

冬至だった日曜日は、Adventの第四週がはじまった日でもありました。

で、すぐにもうクリスマス。

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今日から学校は冬休み、子供の休みにあわせて休暇をとった人が多いらしく、今朝の出勤時のオートバーンはガラガラでした。

わたしも明日から一週間のクリスマス休暇に突入です。

で、ブログも休み。それどころかPCからも離れてすごす貴重な一週間です。

休暇中もし天気がよければ撮影三昧ですごします。

しかしまあ例年通りそんなうまくはいかないでしょう。

夏の高原の夢でも見るのが精一杯かもしれません。


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というわけです、みなさまも愉しいクリスマスを過ごされますように。

年越し前にはもどってくる予定です。
by amselchen | 2008-12-23 06:50 | Distagon 2.8/28 T*

冬至の午後をDistagonで撮ったのだ


昨日までの雨が今日の午後やっとあがった。

勇んで外出する。Distagon28の戸外での初撮りだからだ。

このレンズ、スペック上ではたいしたことないが、その解像力にはおどろいた。


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光量の不足した条件下でこんなにくっきり撮れるとは、これからが愉しみだ。


しかしそれにしても、冬至とはいえこの暗さ、どうです?

これで午後一時くらい。


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みなさんこれでもドイツはいいな、と思われますか?

まあ光アレルギーの方にはいいかも。

いるんですよ、そういう人。コール元首相の奥さんがそうだったそうです。
by amselchen | 2008-12-22 04:00 | Distagon 2.8/28 T*

いよいよ冬至

明日はいよいよ待ちに待った冬至です。(このブログは日本時間表示なのでもう「今日」になってますが、いまドイツ時間では20日夜です)

つまり明日は夜が一番長く、その後は徐々に日が伸びて行くのです。
こんな小学生的知識がここでは身にしみてうれしく体感できるのですからありがたいものです。(もちろん皮肉です、てへへV)

太陽の復活を祝うゲルマン族の冬至祭がキリスト降誕を祝うクリスマスに変容したこと、またそれゆえ陽光の豊富なイタリアなどではクリスマスはたいした意味をもってないことなどは以前別の場所で述べました。

ゲルマン人たちのその感覚は、日本にいたころは知識として知ってはいても、それを体で実感することは当然ながらできはしませんでした。


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今日は一日雨、戸外での撮影はできませんでした。

そこで半年前の夏至の写真をアップします。

そうですこのブログ第一回目の写真と同一の場所・時間(午後十時ころ)に撮影したものです。


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あれからちょうど半年、遠くまで来たような気分が半分、まだ半年しかたってないのかという気分が半分です。

いつもご訪問くださる皆様のおかげをもってここまでたどりつきました。

今後ともよろしくお願い申し上げます。あなかしこ
by amselchen | 2008-12-21 06:21 | ZD1442

凡庸という愉しみ

サンケイ<イザ>における姉妹ブログで昨日エントリーした写真ですが、ここでもアップしたいとおもいます。

冬の暗さのなかで、夏の風景に慰めをもとめる毎日ですが、この写真をみつけなんともいいようもない思いをもったからです。

わたしのHNである<amselchen>は、この野鳥の名前によっています。

ドイツ語では<Amsel>、英語では<Blackbird>、そして和名は<クロウタドリ>といいますが、日本にはいない鳥です。

ドイツ語の<-chen>は日本語の<ちゃん>にあたるような接尾語です。ですから<amselchen>は、<アムゼルちゃん><アムゼルくん>というほどの意味です。

<Amsel>は、欧州にはごく普通にみられるありふれた身近な鳥です。これについてはこちらで述べていますので、よろしければご覧ください。


いずれにせよ、わたしのこの鳥への思いは幼きころ好んで聴いたビートルズの『White Album』の中の一曲『Blackbird』のバックに流れていたその歌声に魅せられてからずっと続いているのです。




本来なら今書きつけているようなことは、ブログ開始時に述べておくべきだったでしょうが、当初はイザからの読者の皆様にアクセスいただいているだけでしたから、余計な説明ははぶいてしまったのでした。

わたしはアムゼルのようなありふれた、人の生活の中にいるといってもいいほどの、しかし別の場所、たとえば日本ではまったくといっていいほど知られていない野鳥に、ある表徴を見出している、というべきでしょうか。

どうしようもない凡庸であっても、ある受け手にとっては何か意味のある歌が聞こえてくる、そんなブログを目指しているのです。(ううむ、少しすかし過ぎか・・・)

ただの凡庸で終わってしまうかもしれませんが・・・(苦笑)

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by amselchen | 2008-12-20 04:29 | ZD40-150

Distagon 2.8/28 T*の導入

Contax Zeissレンズの二つ目としてDistagon 2.8/28を購入しました。

しかしご存知のように勤めをひけるともうあたりは真っ暗、ためし撮りは室内です。


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身の回りのものをパチリパチリしています。

週末がよい天気であることを祈りながら。



最初の印象では悪くないなと思います。フォーサーズでは56ミリの焦点距離になりますからほとんど「標準レンズ」です。


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あとはもうすでにDistagon 2.8/35を注文済みです。F1.4という明るいヴァージョンもありますが、F2.8で十分であろうと判断しました。

もし気に入らなければF1.4も逝ってしまえばいいだけです(苦笑)。
by amselchen | 2008-12-19 02:55 | Distagon 2.8/28 T*

夏の空、遠く

昨夜からの濃霧で今日はどんよりとした薄闇に閉ざされた一日だった。

仕方がないので夏の空を想う。


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季節の裏側と南の地は遠い。

肌をじりじりと焼く陽の光

あたりを飛び交う虫たちの羽音

木々を輝かせて通り過ぎる風

乱反射する水面を向こうへ飛び去る鳥の影


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それらを凝視すればよどんだ霧も

少しは意識から遠ざかる。

あと一週間

子供たちとはいささかことなる理由により

待ちわびるその日・・・
by amselchen | 2008-12-18 04:52 | ZD1442

冬を折り返す

冬至を過ぎてからが実は寒さの本番なのであるが、それでも気分が明るくなるのは、日が日一日とのびてゆくからだ。

それがどんなにありがたい慰めであるか、渡独して数年たってやっとわかったものだった。

寒さへの心の準備はしていたのだが、そっちのほうはすっかり裏切られた。

つまりそれほど寒くはならないのである。

しかし暗い。

高緯度地方の冬はあくまでも暗い。


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それである冬はとうとうデプレッションになりかかったものだった。

部屋にあるったけの灯を点せ、と知人から云われた。

そしてなるたけ顔の近くにランプを照らすことがよい、とも。

さっそく実行してみたが、これが結構効く。

体が光を求めているのだった。


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そしてパヴァロッティの歌声に救われた。これはもう以前に他のブログで述べておいたのでここでは繰り返さない。

ようするに気を紛らわすことが肝心だというわけだった。

それには夏の光と風と水の思い出がいちばんよかった。

とくにイタリアの夏。

そしてそれからはイタリアで休暇を過ごすときは、こころがけて風景と風のそよぎ波のざわめきなどを体全体で記憶するようにしてきた。


それからは暗くあくまでも暗いドイツの冬が少しすごしやすくなったのだった。

そうやってとにかく冬を折り返す地点までたどりつけば、あとはもう寒くてもなんでもいいから、伸びる日とともに一歩づつ春へと近づいていけるのだ。
by amselchen | 2008-12-17 02:11 | Planar 1.4/50 T*

寂しいデコレーション

ドイツのクリスマス・デコレーション(イルミネーションというほどのものではないので、こういっておきます)は、なんだかつつましくて寂しいほどです。

それもドイツ人のクリスマス感を表現しているのでしょうか?

クリスマスはどこかの国のように大騒ぎしてすごすものではないのです。


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むしろ家族団らんしんみりと過ごすのが普通でしょう。

それでも年末商戦は商人にとっても消費者にも重要ですから、それでもせいぜい飾り付けてはいるのでしょう。

それでもやはりなんだか寂しい光景です。


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街を行き交う人々も結構殺気立ってはいるのですが、それでも内心からわきあがる冬至を迎えるうれしさが満ち溢れていると感じるのは、わたしのかってな心象風景なのかも知れません。


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この暗い時期もまもなく終わるのだと思うと、やはり少し浮き上がった気分になるのですね。

そんな共通した気分こそクリスマスの背景であるのだと年を経るたびに考えます。

明るく乾いた東京の冬の生活からは想像もできないクリスマスの意味をしみじみ感じます。
by amselchen | 2008-12-16 04:20 | Flektogon 2.4/35