Kinderwagen(乳母車)
赤ちゃんをのせたKinderwagenを見るたび複雑な感慨がわきあがる。
それをあえて整理してみると以下の二つに集約できるだろう。
1)息子の幼児時代がはるか昔に過ぎ去り、嗚呼、あのころは、という懐旧の念。
2)幼児との失われた密接な関係を他人がもっていることへの嫉妬。
まあなんとつまらない感慨だろう、だがしかし正直いえばそれにつきるのである。
あと付け加えれば、将来にわが年金を支払ってくれるはずの国民がこうして増加してくれてありがたい、
ということか、いずれにせよ実にエゴイスティックな感慨である。
<友愛>とか<大切な命にたいする思い>、そんなことを一般人はもつべくもない、ということをあくまで卑小な自己に照らしてみてだが確認したのであった。
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by amselchen
| 2010-02-03 17:42
| Series E50/1.8