アムゼルくんの世界 Die Welt des Amselchens 

カテゴリ:AF Nikkor 50/1.8G( 151 )

映画『Finding Vivian Maier』を見て

映画『Finding Vivian Maier』は、Vivian Maierの発見者John Maloof自らが製作監督し関係者にインタヴューした記録映画である。「ビビアン・マイヤーを探して」などと和訳されたようだが、誤訳であろう。直訳すれば「ビビアン・マイヤーの認定」となろう。

Vivian Maierはまったく無名の写真家(と自認していたかどうかも定かではない)でその死後になって衝撃の発見がなされた。

その写真集は日本でも販売されている。この写真集の編集も発見者Maloofである。

b0148617_21195941.jpg
http://www.amazon.co.jp/Vivian-Maier-Street-Photographer/dp/1576875776


映画は2013年に製作され今年公開された。日本でも公開されたらしく検索でいくつかのレヴューにヒットする。しかし、死後数十年たって発見された、とか、父親はオーストラリア人、とか誤った認識が流布しているようだ。

ドイツでも公開されたが、地味な映画ゆえ、わたしの地域では市の運営するシネマテークのような文化ゲージュツ映画専門館で2日だけ上映されたようで、あいにく見逃してしまった。

しかし今年のクリスマスに家内がDVDをプレゼントしてくれた♪



早速見た。しかも二回連続で再生して観た。

分かったことがいくつか、不明の点もまだ多い。

分かった事>

John MaloofがMaierの写真のネガを発見したのは2007年でMaierの生前であったこと。しかしVivian Maierとは何者であるか誰も知らなかった事。

彼女の写真がオークションに出品されたのは、彼女が借りていた外部倉庫の家賃が払われず倉庫の中身が強制競売にかけられたためであること。

MaloofがMaierを探しあてたのは彼女が2009年に死亡したその死亡広告によるものであったこと。

Maierの遺物の中にあったアドレスを訪ねて、彼女が主にnannyを職業としていたことが判明。(nannyとは英国では乳母であるが、米国では子守り)

残されたネガが15万枚、未現像のフィルムが700本、8㎜16㎜の映像が200本あったこと。

関係者によると、Maierはエキセントリックで閉じた性格、180cmもある大女で、フランス人と思われていたこと。

Maierという姓はドイツ的でおそらくMeierが正しかろう。VivianもMeierやMayerと名乗ることもあったらしい。父はオーストリア人で彼女が三歳の時に家庭を去った。

NYで生まれたが事情で母親の故郷アルプス山中のフランスの片田舎で育つが25歳になって米国へ移住したこと。


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映画撮影中のJohn Maloof



映画を見ても未だ不明なこと>

Vivian Maierの写真撮影についての自己評価は、フランスの母への手紙からかなり満足していたことがわかるものの、何故生前その写真をどこへも発表しなかったのか?

その奇怪な人格と行動からスパイではないかと疑われてもいたようだが事実はどうか?

写真だけではなくかなり収集癖があり、関係者の証言でも新聞のスクラップが部屋に積み上げられていたというが、精神的障害があったのではないか?

フランスにおいても家族や近隣との人間関係がうまく築けなかったようだが、その難しい性格は明らかに芸術家気質と思える。がしかしなぜ写真撮影を表現手段としたのか?

など、明らかになったこと不明の事も含めて総じていえば実に重苦しい感想を持たざるを得なかった。

Maierについては今後も新たな発見があるかも知れないが、もうその人生についてはあまり知りたくない。

今まで公表された写真の素晴らしさ、とくに構図のセンスは学んでゆきたい、と思うだけである。

最後のついでにJohn Maloofとともに映画を製作したCharles Siskelのインタヴューが最近YouTubeにアップロードされていたので以下に貼りつけておく。







さて自らについてだが、最近は写欲もなくブログを更新する力もなく逼塞していた。

たぶん冬至前後の冬季デプレッションであろうか?凹

しかしこの映画にインスパイアされたものか少しは撮影もし始めた。

以下は最近のものである。今の気分がよくでているような気がする。

sun set







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Fluidr <Amselchen>







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by amselchen | 2014-12-29 22:02 | AF Nikkor 50/1.8G

【AF Nikkor 50mm F1.8G】 定番で安心する

X20で撮影するのはそれなりに楽しいのだが

撮った後のPCでの画像確認では失望することが多い。

しかしD610+50㎜F1.8Gの場合は

撮影も楽だし結果もハズレが少ない。

とくに滑らかな諧調は見ていて気持ちがほぐれる。

センサー性能とレンズ性能がうまく調和している。

35㎜をいろいろ検討してもいるのだが

今年はもうこれでいいとしておこう。

どうせあとひと月たらずだし・・・凹凸


high noon in late autumn 3


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Fluidr <Amselchen>







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by amselchen | 2014-12-03 06:17 | AF Nikkor 50/1.8G

【D610】晩秋の淡き光

ひきつづき1:1フォーマットへのトリミングにはまっている(苦笑)

おりから街は晩秋から初冬へと移り変わるなか

淡い光が哀愁の雰囲気をかもし出している。


goodbye today's day


この光をD610の懐の深い再現力がとらえた。

X20の小さいセンサーではこの豊かなトーンと

余裕ある厚みあるイメージがでてこない。

やはりフルフレームは善哉




on late autumn leaves


撮影者はあらためて感慨を深めるのであった♪




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Fluidr <Amselchen>







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by amselchen | 2014-11-29 04:08 | AF Nikkor 50/1.8G

まだ早い紅葉を【AF Nikkor 50/1.8G】で

10月に入って落葉も増えた。

しかしさる日本公園の楓の紅葉はまだ始まっていない。

ライン低地地方はおよそのところで奥日光に近い気候ゆえ

今月末ごろには見所になるのではないか。

ここではAF Nikkor 50/1.8Gのボケ味を楽しんでおくのである♪

autumn light




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Fluidr <Amselchen>







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by amselchen | 2014-10-09 21:38 | AF Nikkor 50/1.8G

トリミングもよろし 【D610】

秋日和の公園で日向ぼっこをゆっくりと楽しんだ。

いかにも老人ぽい日の過ごし方に苦笑を禁じえぬ。

公園で見事な枝ぶりのプラタナスを撮り、家でPCで開いて見ると、

若い母親が遊び場で子供を遊ばせているのが写りこんでいる。

そこでそれを中心に6x6風にトリミングしてみる。

<結果は上々ではないか>

と、撮影者は自画自賛するのだった~♪




an autumn afternoon 5





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Fluidr <Amselchen>







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by amselchen | 2014-10-08 02:31 | AF Nikkor 50/1.8G

【AF-S Nikkor 50/1.8G】のボケがかもす臨場感

サッカーの試合が終わったところか、少年たちはそれでも疲れを見せずに

公園を通過していった。

例によってF2に絞って撮影したのだが

ちょうどよいボケと光と影の塩梅が

その場にいるときの感じを彷彿とさせてくれた

と、撮影者は自画自賛するのだった♪


an autumn afternoon


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Fluidr <Amselchen>







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by amselchen | 2014-09-25 19:40 | AF Nikkor 50/1.8G

【AF-S Nikkor 50/1.8G】で秋の真夏日を

お国では連休らしいがこっちはまあ関係ない凹

週末の土曜、南ドイツの妻の実家では30℃という狂ったような気温となり

紫苑咲く秋も盛りというのに真夏日となった。

絞りは例によってF2だがマンゾクの行くボケ味である。


the last summer day


しかしこの夏日は一日限りで

翌日曜は雨、しかも時に暴風もともなって荒れ狂うという

以下にもドイツらしい天気となった。

週あけて幸いにも穏やかな秋日和になり

枯れ葉も盛んに散り、除雪車ならぬ徐落葉車もでて道路から枯れ葉を吹き飛ばしているのである。

作業員もでて落ち葉を集め始めている。

一月早い気候の推移であるが、さて今年の冬はどうなるのか

今からもう心配しているのである凹




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Fluidr <Amselchen>







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by amselchen | 2014-09-23 19:01 | AF Nikkor 50/1.8G

【AF Nikkor 50/1.8G】周辺光量落ちではなく・・・・

画面上方両隅が暗く見えるのは周辺光量落ちではない。

これは、純正フードの見かけがあまりにチープなので

メタルフードを購入して装着してみた結果ケラレたのである凹

カメラ背面のディスプレイではまったく気づかずPCで拡大画像を見て初めて確認できた凹凹凹。


Twilight in Antwerp 2


ゆえに当日のイメージはすべてケラレている。それが目立つかどうかの差異があるだけだ。

ここで使用したメタルフードは58㎜であったが、純正フードの直径を測ってみると82㎜ある凹!!。

そこで58㎜-82㎜のステップアップリングと82㎜のメタルフードを注文した。

<そんなことは初めから実行しておくべきだった>

と、撮影者は先に立たない後悔をしているのである。

しかしケラレた結果、思いがけず夢か回想のようなイメージになっていて

<これはこれでよい♪>

と、撮影者は負け惜しみのような納得をしているのであった凹凸





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Fluidr <Amselchen>







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by amselchen | 2014-08-29 15:56 | AF Nikkor 50/1.8G

夜の撮影ではやはり手ブレはある【D610】

その夜、AF-S 50㎜F1.8Gを装着したD610で撮りまくったのだが

その結果けっこう手ブレが多かった。

手持ち撮影ゆえしかたがない、といえばいえる。


a night of Antwerp 2

上のイメージもこの大きさでは目立たぬものの原寸に拡大すると手振れがわかる。

EXIFをみると
絞りF2
ISO1600
SS 1/50
だった。

ノイズを恐れずISO3200にしてシャッター速度をもっと稼ぐべきだった

と、撮影者は反省しているのである凹




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Fluidr <Amselchen>







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by amselchen | 2014-08-25 15:58 | AF Nikkor 50/1.8G

夜のアントワープを【D610】で

時がうつり黄昏から夜へと落ちたアントワープの街だったが

D610の高感度なら怖くはない。

わたしがベルギー・シュービニズムとよぶ夜郎自大な建築物は

とくにその首都ブリュッセルに目立つのだが

ここアントワープにも「立派」に残されている。

中央駅から旧市街へむけて通っている繁華なメインストリートのはずれ

すなわち旧市街の入り口に近いあたりに重量感をもっていすわるこの建物


night falls in Antwerp


その名前も由来も知らぬが、上海でもよく目にしたアール・デコ風の建物が

宵闇の中でじっとしているさまはヨーロッパの重みそのものである。

D610のセンサーはこの存在感を暗闇の中によく描写してくれた

と、撮影者は自画自賛するのだった~~~~♪




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Fluidr <Amselchen>







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by amselchen | 2014-08-24 01:51 | AF Nikkor 50/1.8G