アムゼルくんの世界 Die Welt des Amselchens 

カテゴリ:Tokina SD 28-70 ( 4 )

1月のテーマ「光源」の優勝者発表とOM-2Nの初撮り

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先日から入会させていただいている<フィルムを月に1本使うの会>の1月のテーマ「光源」の優勝者が決定しました。

Silkyさん>と<素なっぷ>さんの同点優勝です。おめでとうございました♪


2月のテーマは「鉄」、きっと酸化しなくっちゃ、もとい、参加しなくっちゃ♪

さて
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by amselchen | 2010-02-11 20:52 | Tokina SD 28-70

逝きし夏の思い出のために


二日前の日曜日から原因不明の背中の痛みに悩まされて、エントリーが滞っています。

そこで、お茶を濁すため(またか、という声が聞こえる)7月初めの夏まっ盛りのころの写真を幾つか・・・


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by amselchen | 2008-08-26 16:04 | Tokina SD 28-70

内へとむかう感覚

ブンガクが、小説という手法を手に入れ人の内面を描くようになって「近代文学」が成立したとするならば、近代工業文明の生み出したものの一つである写真撮影が、はじめから人の内面を映し出すものであったことは何の不思議もないでしょう。

それはつまり写真もブンガクだということです。

およそ人が表現するという行為を、「ブンガク」と定義するからです。それが近代、ということなのでした。

これにはさらなる説明が必要かもしれませんが、ここでは触れないでおきましょう。

ただ、わたしが写真撮影を行うに際しての自己意識として、ブンガクしている、ということが念頭にあることを告白しておきましょう。


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さて、地球はゆっくりと回転して、また季節の舞台をかえて行きます。

哲学者・森有正は、長年パリで暮らし、またそこでその生を終焉させたのですが、彼のいくつかの心に残る言葉の中で、欧州に暮らしてみてよく実感できるものがあります。

正確な引用ではなく、わたしの内面に沈殿する言葉として述べておきます。それは、

<夏の休暇が終わり、人々がパリに帰ってきた。夏の間、外に向かって開かれていた感覚が、内面へと帰ってゆく季節がやってきたのだ。>

というふうなものでした。今、そのことばが彼のどの作品で記されたものか思い出せず、原典にあたることができません。



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<夏の間、外に向かって開かれていた感覚>とは、欧州の、とくにアルプス以北のヨーロッパでの生活をよく言い表しています。

暗く長い冬をもつ欧州では、夏には、人はかけがえのない陽の光を体中にうけとめるため心身ともに外界へ外界へと開いてゆく、そのためにバカンス(ドイツ語ではウアラウブ)というものがあり、人は太陽をもとめて南へ南へとむかい、そしてまるで植物が開花するように人々の感覚がいっせいに開放されるのです。

欧州各地で、野外での音楽祭や劇が催されるのもその人々の感覚の開放とふかく結びついています。

そして、秋がきて、花々が散って実が成るように、人々の感覚が内面へと帰ってゆく。

欧州の生活の実感をうまくつかまえた表現である、と思います。そのように欧州での生活は自然と時の推移にしたがい移り変わり繰り返されているのです。
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by amselchen | 2008-08-21 06:42 | Tokina SD 28-70

カメラの中に潜むもの


自分が見るつもりで見られている、ということは他者のなかで生きるわれわれには普通のできごとといってよいでしょう。

しかし、カメラが他者になりうるのでしょうか?

答えはたぶん、然り、であろうと思います。

この現象<世界>においては、すべての存在が等価だからです。生物と無生物とを問わず、です。


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しかし、写真撮影の場合はこうもいえるかもしれません。

撮影者の意識の志向性がカメラには判断できず、光学的にあたえられた情報をレンズがそのままつかまえ、そしてセンサー(昔ならフィルム)に映し出す、と。

それゆえ、撮影者の思いもかけなかった事物が捉えられてしまう、と。

しかし、物理・光学的には、(たぶん)それが正確なのでしょうが、いかにも退屈な「事実」ではないでしょうか?

なにか特別な存在がレンズとカメラに潜んでいて、そして撮影者にときに従いときに逆らって仕事をしている、と考えるほうが、すくなくとも愉しいではありませんか?

では、その「特別な存在」とはいったいなんでしょうか?
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by amselchen | 2008-07-22 04:27 | Tokina SD 28-70