槿の夏
ドイツでは、ムクゲをハイビスカスと呼び習わしている。
きっとハイビスカスを見た人が少なかったのであろう。
それでもこの花がときを盛りと咲き乱れるさまを、
季節が過ぎ去った今は
妙に華やかな気分とともに思い出す。
胸ふたがれ、うっちゃりようもない冬の毎日を
なんとかやりすごす
そのための手管も
だんだんありふれてきたが
それでもなんとかして生きてゆかねばならぬ
光あれかし
と祈る気持ちで
夜明けをまつ。
もう12月になった
冬至をすぎさえすれば
少し楽になるのだと
自らをなぐさめる
暗く寒い日曜日であった。
きっとハイビスカスを見た人が少なかったのであろう。
それでもこの花がときを盛りと咲き乱れるさまを、
季節が過ぎ去った今は
妙に華やかな気分とともに思い出す。
胸ふたがれ、うっちゃりようもない冬の毎日を
なんとかやりすごす
そのための手管も
だんだんありふれてきたが
それでもなんとかして生きてゆかねばならぬ
光あれかし
と祈る気持ちで
夜明けをまつ。
もう12月になった
冬至をすぎさえすれば
少し楽になるのだと
自らをなぐさめる
暗く寒い日曜日であった。
by amselchen
| 2008-12-01 05:27
| Tessar 2.8/50