早すぎる雪
この地方は冬といえば雨か重く垂れ込める黒い雲である。しかし今年は例年とことなり珍しく雪が降った。
そういえば二十年ほど前に大雪があり、二週間ふりつづいて交通が麻痺したこともあった。
しかしやはり雪は珍しい。
しかもまだ十一月というのに。
土曜日の雪は朝方ふった淡雪だった。
屋根や木々が少しだけ白い粉をまぶしたようになっただけだった。
それでもそれにふさわしく気温が急激に下がり、寒い一日になった。
体がすこしこわばり、精神が内にこもる。
そのせいか撮影してできあがった画もなんだかすこし厳しい気配を見せている。
やはり撮影者の意識が写真に影響しているのだ。
今は日曜の夕方である。また激しくふりだした。今夜は積もりそうだ。
by amselchen
| 2008-11-24 01:58
| Flektogon 2.4/35