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アムゼルくんの世界 Die Welt des Amselchens 

野鳥撮影の季節にはなったけれど

木々の葉がほとんど落ち、そして木の実もまだ豊富な時期になりました。

いよいよ野鳥撮影には絶好の季節の到来です。

今期はE-520があるので期待が高まるのですが、これまでくだくだ愚痴をこぼしたようにいかんせんファインダー性能が劣るカメラです。

フォーサーズ・センサーの長所(二倍の倍率)と短所(センサーが小さいゆえのファインダーの暗さ)を端的に感じています。このカメラを購入するにあたり実際はその長所にだけ期待していた自分の粗忽さを反省するばかりです。

この日は、手持ちでは現在のところ最大倍率のタムロンの廉価望遠レンズ70-300ミリをE-520に装着して散歩がてら野鳥をねらってみました。


野鳥撮影の季節にはなったけれど_b0148617_1939872.jpg



珍しく陽の照るおだやかな日でした。アムゼルが木陰で木の実をつまんでいます。画像は半分にトリミング、つまり二倍に拡大しています。

望遠側開放F5.6をもちい、シャッター速度をモノぶれしないよう1/500秒にあげています。だからかなり暗い、のです。

鳥までの距離はおよそ10メートル、近寄れるぎりぎりです。

これがこの機材の限界でしょうか?


野鳥撮影の季節にはなったけれど_b0148617_19394592.jpg



撮影対象を明るくはっきりと撮ることがクライアントから要求されるプロの方たちがよりよい条件を求めて、明るく性能のよい機材を使用する、そのためには大きさ、、重さ、高価格のリスクを負う、そのことの意味がしみじみと実感されるわけです、こんな写真しか撮れないと、ね。

ううむ、わたしごときは庭に来る鳥たちを近距離で廉価な機材で捉えることで、まあ善哉とする、という心境に悟るべきなのでしょうか・・・・
by amselchen | 2008-11-09 19:47 | Tamron 70-300